永遠に叶えたい愛がある。

そのアダ名で呼ばないで









―――あれからというもの。







勇人と他愛もない話をいっぱいして、授業終了まで廊下で過ごした。







無論、そのあと生物の先生が担任に報告し、こっぴどく怒られたのは言うまでもないけど。






自分が悪いけど、さらに生物の勉学を嫌いになりそうだ。











「失礼しました」






放課後、担任に呼び出された進路指導室を後にし廊下を歩く。






外からオレンジ色の夕日が差して、廊下一面をオレンジ色に染める。






校舎に残る生徒たちの声も疎らに聞こえるが、ほとんどの生徒は部活に励んでいるか、帰宅しているかのどちらかだろう。






私もギター部に仮入部の届けを出しに行く予定だったがそれどころではなくなってしまった。






担任に怒られて気分も落ちているから、提出は明日にしよう。







そんなことを思いながら歩いていた。



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