セーラー服と恋模様。
15歳のわたしたち。
凛太とはその後、同じ中学に進んだけれど、クラスが別れて疎遠になった。

キスの理由も聞ける状態ではないし、思い出すこともなくなっていたのに――。

あれから、3年。
私たちは中学3年生になった。


「じゃあ、図書委員はー、百崎と、皆瀬で決定な」

3年2組の担任である野口先生が、黒板に白いチョークで私と凛太の名前を書いていく。

「ふぁーい…」とやる気のない、あくび混じりの返事をする凛太。


2年生のクラス替えで、久しぶりに凛太と同じクラスになった。

あみだくじで負けたとは言え、何で、凛太とまた図書委員を――。

凛太のあの頃のような落ち着きのなさは姿を消し始め、背も伸びてて今じゃ後ろの方にいる。
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