婚姻届と不埒な同棲
3.表の顔と裏の顔
本社への初出社の日、ドイツの同僚から電話がかかっていきた。

大きな不安の種であったドイツに残してきた仕事は、何とかなったらしい。

こっそり聞いた話によると、全て拓斗くんが日本から指示を出して片付けたという。

そんなことができるの?
半信半疑でドイツ支社のサイトにアクセスすると、在庫状況などは大きく変化していた。

…本当だった。

自分が招いたことなんだから、自分で処理する。
当然のことをしただけだから萩花には言わないでくれと、同僚は頼まれたらしい。
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