俺の目の前で何かしでかす君へ
Valentineには甘く蕩けろ


ラジオ局でたんだけど
見覚えのある人が車に寄っ掛かっていた

私できるなら、局に逃げ込みたかった
何もなかったかのように
「よう」って手をあげて
ニコニコしていた川嶋さん


「私に言った言葉もはやお忘れではないのでしょうか?」ごめんだと?私泣く泣く異動したのに、この人はなんなの?


「で、「これから予約した食事に行こうと思って来たんだ」」

「ここには川嶋さんのお好みの女性はいないはずですが?」と言ったら指をさして

「まりんと行く、さっさと車にのれ」と助手席のドアを開けた


「私の予定も聞かないの?」


「あぁ、対した予定ではなかろう?」



< 24 / 53 >

この作品をシェア

pagetop