極上の愛をキミへ
「嘘だ」


都合が悪そうに、朝比奈は言う。


「え?」


言葉の意味が理解出来ず、あたしは聞き返す。


「見直すところはない。ちゃんと話がしたくて、騙した」

「・・・そう、ですか」


また、騙された。

そんな自分が、バカ過ぎて呆れる。


「結衣」


朝比奈から名を呼ばれ、複雑な気持ちが膨らんでゆく。


「自分勝手かもしれないが、聞いてくれないか?」


そう言ったくせに、あたしの返事を聞く前に朝比奈は口を開く。


「結衣が、好きだ」


ストレートに言われた言葉に、ギュッと胸を鷲掴みされたように苦しくなった。

朝比奈は困ったように、苦笑いを浮かべる。

そして、ゆっくりとあたしの頬に手を添えた。

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