せっかくイメチェンしたかったのに。

うそ、本当は氷堂さんのため。


朝から早起きして時間かけて頑張った。


及川さんに言われたときはちょっとショックだったけど、一応氷堂さんの彼女だから何か言ってくれると少し期待してたのに。


顔すら見てくれなかった。


すごくショックなのとイライラする気持ち。


ていうか、彼女って言っても特別変わったこともないし、私への態度は変わってない。


本当に私たちって付き合ってるの?


もう、氷堂さんの言うことなんか無視してやる。


昨日と同じようにメイクを30分かけた。


自分のデスクに座ったら背中に突き刺さる針のような視線。


……見なくても分かる。


そーっと後ろを見るとすぐに目が合った。


口パクで「あとでおれのとこにこい。」だって。


今日は行かないもんね。
『いやです。』とだけ返事して目をそらした。


でも、氷堂さんの言うことを聞いていたらあんなことにはならなかった。




この作品のキーワード
オフィスラブ  意地悪  ドキドキ  溺愛  イケメン  俺様