絶対彼氏
とことん
数十分後、言っていた通り2人があたしの家に来ていた。


「じゃあ、開けるよ?」


そう言い、カッターでガムテープを切っていく。


中から出て来た洋二は綺麗に修復された状態だった。


「すげぇな。あんなボロボロの状態でもちゃんと新しいのが届くんだな」


雄大が感心したようにそう言った。


その点に関してはあたしも満足するところだった。
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