「本日より私は貴方の忠実な下僕となりました。この身をかけて貴方の血を永遠に守ることを誓いましょう」

今から100年前、ある島の、ある塔で暮らしていた小さな男の子。


その子が生き延びるためにすがった相手は、人間の血を奪う悪魔、吸血鬼だった。


吸血鬼は契約を結んでいる間、主人の血と引き換えにその命を保障する。


「俺はどうしてここにいる?
どこから来たんだ?
何故俺とお前は契約をしたんだ」

「あなたは知ってはいけない。
あなたの命のために」


契約するまでの15年分の記憶を失ったまま、沢山の事件や過去が目の前に現れる。


麻薬のような香りで人間を引きつけて血を吸う吸血鬼。

美しい見た目とキスで魂を奪う妖精。
それらを作り出した魔女。

全てに翻弄される愚かな人間。


「こんなことになるなら、生まれてこなければよかった…」

「私は貴方に会ってから10年間、ずっと貴方の為だけに生きてきたの」


美しい吸血執事と、貴族の血を継ぐ特別な美少年の甘くて少し危険な物語。


「ご主人様。

あなたは吸血されるのがたまらなくお好きなのでしょう?

さあ、私に〈お願い〉を」

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