情熱的に愛して
第3章 引っ越し
門馬雪人が私の実家に来て、1週間が経った。

「市川。ちょっといいか?」

「はい?」

門馬雪人に呼ばれ、奴のデスクに。

「この前の企画で、上に通ったから。」

「えっ?本当?」

こいつに言われ、頑張ってみたものの、本当に通るかどうか、分からなかったんだよね。

「よかった。」

私が感激していると、奴は分厚い封筒を、私に手渡した。

「なに、これ?」

中には、たくさんの資料が入っていた。

「この中身、全部チェックして。週末までに3つくらい、ピックアップしてこい。」

「ええ~?」

「言っておくけど、会社では開かない方がいいぞ。」

「家でやれってこと?」

門馬雪人は、ニヤッと笑った。
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