隣の席の魔法使い。
嵐の転校生。





side優香





「おっはよぉー!!優香ちゃん!!」




「はよ、西島」




「おはよう、岡崎くん、青葉くん」




朝、いつものように岡崎くんと青葉くんと挨拶を交わす。



夏休みまであと1ヶ月。



本日も夏真っ盛りでとても暑い。



私はあの風邪以来体調を崩すこともなく、元気に過ごしていた。




「いやぁ、それにしてもあのドラマのラスト泣けたよねぇ、あれは反則だわ」




「うん、確かに。私昨日泣いちゃったもん」




「だからか」




「「え?」」





朝の岡崎くんとの恒例行事、〝昨日の夜のドラマ感想会〟で盛り上がっていると1人納得したようにいきなり青葉くんが声を出したので岡崎くんも私も首を横に傾ける。











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