「で、どうなんです?新婚生活は」


 週明け月曜日。ランチ時になると、陽香は毎週のように聞いてくるようになった。

 一将と一緒に生活をし始めて、三週間。可もなく不可もなく。

 もちろん最初は、何だかんだ反発していた部分もあったけれど、今ではお互い諦めたのか言い合うことも無い。

 二人で決めた生活のルールさえ守っていれば、お互い干渉はしない。


「別に、報告することなんて何も無いわよ」
「なーんだ。案外、上手くやってるんじゃないですか」


 一将の帰りが遅いってこともあり、いつも私が寝た頃に帰ってくるし、朝は顔を合わすこともあるけど、私はパン派、彼はご飯派で食事も別々。

 必要以上に話すことも無いし、土日もそれぞれ好き好きに過ごして、夫婦と言うよりかは同居人って感じだ。

 陽香は、つまんないと溜息を吐き鳥の竜田揚げを頬張る。
 私も野菜たっぷりのサンドウィッチを頬張り、残り少ない昼休憩の時間を堪能した。


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