朱莉さんの不可解な一週間

6日前

「うお!? 何だ!? 何でお前が――ああ、泊まりか」

会社のドアを開け、ソファに転がってるあたしを見て驚いた社長は、でもすぐにソファ近くにある、あたしの「非常用カバン」を見つけて納得したようにそう言った。


そしてもうあたしの方は見ないで、自分のデスクにドカッと座ると、


「電気か? ガスか? まさか家賃じゃねえよなぁ?」

お決まりの言葉を口にする。


「電気です」

「電気か」

「すぐにガスも止まります」

「サバイバルだなあ」
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