ダブル☆愛☆
戸惑う心
「まな、行ってらっしゃい」

まなと途中まで登校して、声をかけた。





「うん、お姉ちゃんも行ってらっしゃい!帰ったら一緒に遊んでね」




「はいはい」


半分呆れて返事をしていると。



向こうの方から、親友の可恋が歩いてくるのが見えた。




「めぐーおはよ!」




「あ、可恋おはよ!」

可恋を見て、まなも。



「あ、可恋さん。おはようございます!」


体を二つ折りにして、お辞儀をする。




「まあ愛翔くんおはよ。いつもちゃんと挨拶出来て偉いね」



「えへへ・・・」

頭を掻いて、まなが照れている。
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