イケメン問題児四人と同居始めました。
第一章 同居
私は、新塚恋咲。
恋が咲くって書いてひな。
よぉく間違えられるのはこさくと言われること。
どーしたら、こさくになるのかはわからないけど。

「ん、いってら。」

「ありがと!いってきます!」

私は、お弁当を片手にバックを片手に家を出た。今日はあんまり寝てないから頭回んないや。
私の家族関係は父、母、私、と血の繋がっていない兄。お母さんは美容師さんでお父さんは芸能事務所の社長さん。結構やばい家族でしょ。でも、それだけじゃないんだよねぇ私の家は。実は、お兄ちゃんは結構な問題児。
ちょっとじゃ済まないことを月に何回か起こしている。
そしたら、私も問題児かと思うでしょ?
残念、私は問題児じゃありません。
普通の、平凡すぎるほどに極普通の高校生です。


ただいま学校に到着しました。
私の学校は、氷帝学院というところ。結構有名なところ。色んな意味でね。
偏差値は普通、だけど問題児がいっぱいいる。紹介しようか。
一人目は、もちろん私のお兄ちゃん。
名前は廉。さっき言ったのもあるけど、お兄ちゃんは不良番長。
二人目は加藤健。
人気俳優で、かなりの女たらし。
サボり魔で出席日数がとっても低い。
三人目が池井碧。
これは、私の幼馴染。
バイオリニストだからよく海外に行っててこれまた学校に全然来てない。そして病弱。
だから今は活動休止中。
四人目は月也奏。
クッキング部の部長をしている。
可愛いんだけど、だけれども腹黒いらしい。
そしてドS。可愛いくせして喧嘩も売られたら買う、本当に怖い人らしい。これはお兄ちゃんからの情報。
あと一人、問題児ではないんだけど紹介するね。生徒会長の飯島快人。
この人は成績優秀者として三年連続賞を貰っている。

この人達とだけは関わりたくない。
< 1 / 26 >

この作品をシェア

pagetop