自分が怖いと言った少女が、気を失うように眠りに落ちてから2日経っていた。


何も食べていない少女にレオンは生気を定期的に与えた。


そうしなければ、この少女は死んでしまうだろう。


少女の心臓の上に手のひらを置き、自分の有り余るほどの生気を与える。


今日はいつもと違っていた。生気を与えている最中に、少女の目がパチリと開いて空色の瞳が覗いた。


「!!!!!!!!」


むき出しの肌に手を置かれていることに、少女は驚き、白いシーツの上で跳ねた。


起き上がったものの、それから固まったように動かない。


ナイトドレスの前がはだけて、小ぶりだが形のいい胸があらわになった。


少女はハッとして胸元を見て、小さな悲鳴を上げた。


急いで両手でナイトドレスをかき合せる。


かき合せると、小動物のようにぶるぶる震えながら青年を見た。



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