ヴァンパイアの花嫁
「どうなの?」


「とりあえずスープとパンを召し上がった」


アメリアが手に持っている皿の中身を見せる。


「そんなことが聞きたいんじゃないよ。ご主人様とティナはどうなったのか知りたいんだ」


そんなダーモッドにアメリアが「おや?」と言う顔になったが、それ以上は何も言わずにキッチンへと消えて行った。


「ちぇっ……教えてくれたっていいだろ」





< 206 / 487 >

この作品をシェア

pagetop