イジメ返し3
偶然じゃないよ。これはね、必然なの。

計画的にカンナはこの学校に転校してきたんだから。

「知ってる子がいてカンナすっごーい心強いよぉ~!美波ちゃん、よろしくね~!。カンナ、美波ちゃんの後ろの席がいいなぁ~!先生、ダメですかぁ~?」

「そう……ね、じゃあ、安西さんの後ろの席にしましょうか」

先生はそう言うと、廊下側に用意されていた机と椅子を窓際に移動した。

「わぁーい!嬉しいなぁ~」

スキップ交じりに自分の席に向かい椅子に腰かける。

この位置はクラス全体を見渡せる一番いい席だ。

「あ~、楽しみ!」

12年間待ち続けたかいがあった。
< 2 / 275 >

この作品をシェア

pagetop