今思えば、彼の笑顔は
蛍が放つ光のように柔らかくて暖かかった。

いつ消えてしまうかもわからないほど、儚かった。


現実から逃げたかった私は、
現実を必死に生きようとしていた彼の気持ちに気づけなかったんだ。



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スタ文大賞3