十人の住人

第二章

22歳 1月27日

良樹の退院日が決まった。
今日から一週間後になった。

投薬の関係で経過観察を病院でしなきゃいけないらしい。
なので私はこの日、マンガを持っていった。

実は少年マンガが好きでパン○ラハー○やローゼ○メイ○ンを全巻持っていた。

荷物は多く、大変だったが良樹に会えるのがこの時期はただただ嬉しかった。

「はい、いってたマンガ」
「お、ありがたや!!」

このころにはお互いおちゃらけて話せるようになっていた。ただただ嬉しかった。

幸せってこういうことなのかな?と思い、彼は病飲食私はカップうどんを食べ、帰った。
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