俺様外科医の極甘プロポーズ
6.先生の婚約者

待ちに待ったクリスマス当日。

私は昼間からそわそわとしていた。まるで足に羽が生えたように浮足だっているのが自分でもよくわかる。

今夜は先生とデートの約束をしている。

キャンセル待ちまでして有名フレンチのディナーの予約をとり、先生へのクリスマスプレゼントを購入した。
ベタかもしれないけれど、ブランド物のマフラーにした。

スーツの時でも使えるようなシンプルで素材の良いものをと思いこだわったらなかなか納得のいくものが見つからなくて、おそらく四・五店ははしごしたと思う。
選んだマフラーは絶対に自分仕様には買わないような値段だったけれど、きっと先生に似合うはず。そう思うと早く渡したくてうずうずしてしまって、どうにか今日まで頑張った。

今朝は先生に見られないようにマンションから持ち出して、今は更衣室のロッカーの中にしまってある。
午後になり、緊急入院の患者さんが二人入った。

一人は私が受け持つことになりこれから看護計画を立てなければいけない。おそらく一時間くらいの残業になってしまうだろう。

でも大丈夫。残業の可能性も考えて、少し遅めの八時に予約した。先生もよほどのことがない限りは時間に来られるって言っていたし。




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