君と明日を見つめてるーー

いじめ

あの後顔を赤くしながら帰った。


寝付くのもドキドキして、眠れなかった。


「おはよ」


「おはよう、明咲」


そう、それは変わらない日常だった。

変わらない教室。


ガラッ



「おはよ」

奈央が、挨拶をした。


静まり返る教室。



誰も挨拶なんてしない。


「明咲、こっちおいでよ!!」


奈央がいたグループにいる私。

もう、違和感なんてない。


このグループのリーダーは、もう誰でもない。


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