白衣の王子様の恋愛感 【番外編12月7日up】

れでも時は静かに進む。



中学生になった私。

友達の中には、同級生や先輩と付き合う人が出てきた。

付き合う事は憧れる。

でも、どう考えたって、中学生の私では大学生のゆう君の相手にはなれない。

だからと言って、好きでもない男の子と2人で出かけるなんて嫌だ。

もちろん、キスとかそれ以上なんて考えられない。

ませた友達は自慢のようにその時の様子を語る。





ゆう君を好きだと思っても、特に行動を起こさない私。


もし好きだと言ったら、ゆう君は困る?


困るよね・・・。



ゆう君は私に対してそんな気持ちは無いはず。

そんな事を言って、距離を取られるのはもっと悲しい。

義理のいとこだけど、一番近くにいる、懐いてる小さな女の子くらいの存在かな。

だって、ママは『手のかかる妹みたね』と言って、よくゆう君に謝っている。




たまに外で見かけるゆう君は、女の人と一緒だった。

たまに見かけるせいか、いつも違う女の人。

その時は、見たくないから、見ないふりをする。





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