どうしたものか
そんなことを考えていて
気づいたらため息をついていた。
そうすると同僚の涼介が
「どうした?
翔、ため息なんかついて。
お前が悩み事か?」
「俺だって悩むよ笑
それより、奏ちゃんのことが心配で
痣とか傷が凄いし、」
「あぁ、奏ちゃんな。
確かに心配だ。
あと、聞いた話によると白血病だったっていう
話を聞いたんだが。」
「あぁ、そうなんだ。
白血病で、喘息も持ってた。
でも、すごく前に奏ちゃんのカルテが
病院にあるんだよ。だから、なんで
その間来なかったのかとか、色々気になってな」
「起きたら聞いてみたらいいんじゃないか?」
「あぁ、そうするよ。」