私は家族が嫌い。
私は家族が嫌いだ。
みなさんは



家族が好きですか?




私は




家族が大嫌いでした。






それはどのくらいって?












殺したくなるほど。













この話は私が中学生から現在にかけて
家族に感じていた不満や怒り、期待や絶望。
全てを赤裸々に書いたお話です。

途中、過激な表現があります。
それも全てふまえて家族とは何か。
本当の意味でも家族のありがたみを
感じて貰えれば幸いです。




















*第1章* 〜私は家族が嫌いだ。〜


2013年 4月


私は中学生1年生になった。

真新しいセーラー服を着て
新品のリボンを付けて
漆黒の鞄を持って

小学生よりほんのちょっぴり
大人になった気分と期待と不安が混ざった
言葉にはなんとも表せない気持ちで
新しい校舎に入っていく。




[平成24年度 入学式]


白い大きな看板に大きく書かれた文字と
見慣れない顔がたくさん並んだ体育館は
妙な緊張感に溢れかえって
今にも心臓が口から出そうだった。


そんな時、後ろを振り向くと


「おーいッ!!!」


口パクで母が私に叫びながら手を振っている。


私はなんだか嬉しくて安心して
私も大きく手を振り返した。




ここからが

私が家族を嫌いになる

始まりだなんて
思いもせずに.......
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