隠れ蓑〜偽り恋人・真実の愛〜
偽りの牽制?


*・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・*


「んっ、、、。」


セットした記憶の無い目覚まし時計のアラームが聞こえて目が覚めた。

それに手を伸ばしてボタンを押した。


横に手を広げると昨日まであった温もりはなく、いつも通り少し冷んやりとした広々としたセミダブルのベット。









、、、いつもそうだ。

意識が朦朧とするまで彼に抱かれて、次の日にはいない。

ポストの中には、彼がいれたであろう鍵が入れてある。


そして必ず目覚ましがセットしてある。

彼がここに居たという印みたいなものをいくつか見つけて、夢ではなかったのだとホッとするのもいつもの事。



いつも通りの朝が来た。






< 23 / 330 >

この作品をシェア

pagetop