秘密暴露アプリ～恐怖の学級崩壊～
暴露
オタクグループの秘密を共有したあたしたちだけれど、さすがに書き込むことは気が引けていた。


今掲示板に書き込んでいるのは剛たちだけだし、あたしたちが書き込めばきっとみんなが驚くだろう。


でも、今の内に書き込む側へまわらないと。


怖いと思わせておかないと、今後自分たちがどうなるかわからないのだから。


あたしは自分のベッドの上でスマホの画面を見つめていた。


今日はサイトからのメールは届いていない。


まだ誰も、なにも書き込んでいないようだ。


誰が何を書きこむか、それもちゃんと決めて帰って来た。


暴露内容が被るのはよくないかもしれないと考えたからだ。


念頭にはポイントが減るかもしれないと言う懸念があったのだけれど、それは口には出さずにおいた。
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