秘密暴露アプリ~恐怖の学級崩壊~
作戦会議
空き教室の中は埃っぽくて、あたしたちは窓を開けるところから始めた。


教室後方にある椅子を3つ用意し、輪になるように並べてそれぞれがすわった。


「で、どうするの?」


真剣な表情で弘江がそう聞いて来た。


「このままじゃあたしたちもターゲットになるかもしれない」


あたしはそう言って、自販機で買ったパックのオレンジジュースに口を付けた。


「やられる前に、やる?」


弘江が言う。


あたしは「その方がいいと思う」と、頷いた。


サイトの言いなりになるのはゴメンだったけれど、このままじゃ自分の身が危ないのだ。


平穏な日常が崩される日は近いかもしれない。

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