恋はデジャヴ〜鈍感少女の全力疾走日記〜

lucky



そして、ある朝

ピピピピピピ、ピピピピピピ、

んー……
まだ寝てたいよ

寝返りを打って頭上にある目覚まし時計止めながらみる

「ん…………???!?」

7:45
時計から目を離せない

えええええ!??

目をこすってもう一度見ても現実は変わらなくて
ありえない!
いつも家を出てる時間だよ
7:00からアラーム鳴らしてて起きないって

無心で用意する。

リビングに向かうとお母さんは寝ぼけた顔をしてて血は争えないな。。

「朝ごはん食べる?」

そう言いながらお母さんは何を思ったか、
お茶碗に卵を入れて冷やご飯をフライパンにのせた。

「いやいや、それ逆!!!!!」

突っ込んでも、

え?なに?と言いながらフライパンに火をかけていた。

重症だ、、だめだ、車では送ってもらえないな。

「もう時間ないから!行って来まーす」

寝ぼけたままのお母さんを置いて急いで家を出る。


今日実力テストなんだけど!!!

またいつものギリギリの電車になりそう。
1限は確か苦手な数学、


やばいわこれ、昨日歩いていた場所も全部走った。

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