梅雨の始まりと紫陽花が咲いてる中雨音の奏でたラプソディー
1-1、陽菜と進哉、愛美と慧の出会い1
〈あらすじ〉

君との出会いは、紫陽花が咲き始める頃で梅雨の始まりを告げるような雨音の奏でたメロディーに誘われるようだった....。きっかけは互いがサークルの飲み会に参加していた事でそれぞれの心の病を抱えていたが話さない限りはわからなかった。しばらく会ったりするうちに初めて彼の家に行った後に、泊まりをして戻ってから彼のお母さんが反対しても諦められなくて、内緒で約束をしてデートを重ねた。唯一の趣味である小説を書くことを、意味ないと言われて悩んだ時に進哉は続けてと背中を押してくれた。そばにいられるだけで幸せだったし、会えなくなった今はもう一度会いたいけど叶わないならせめて幸せを願いたい....。


『登場人物』

佐伯陽菜(19)....主人公で明るいが、心の病を抱えていて夢は小説家。

佐伯久子....陽菜の母親。過去の陽菜の行動にトラウマを抱えていて不安になり厳しくしたり、疑ったりしている。明るく話すのは好き。

佐伯惣次郎....陽菜の父親。仕事で母親に任せきりで干渉しないのに、久子から話を聞くと陽菜に厳しく接する。あまり話さない。

桜士進哉(20)....大人しく、あまり話さないが、心の病を抱えているので自分なりに薬の勉強をしている。少しずつ陽菜には話すようになり、眼鏡をかけている。
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