さくらイロハ
君は誰
?)「ねぇ。君は幸せ?」
昼下がり屋上にいる私の後ろで誰かがそう聞いてきた。

この声に私は聞き覚えがある。
なぜだろう思い出せない。
思い出そうとすると頭がグルグルする。

?)「はは、やっぱり思い出せないか。」

(コツコツ…バタン…。)

屋上のドアが閉まる音がした。

「はぁ。思い出せない!声的に若い男性だったなぁ。大学生かな?同い年かな?」

と私は妄想しながら見えもしない景色を眺めてた。

看護師)「みくさーん。そろそろ病室に戻りましょう。」
(コツコツ…)
看護師さんが近ずいてくる。

看護師)「わぁ〜。今日の空はすごい綺麗ですよ。サクラ色しています。」
と看護師さんが言った。
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