深紅の薔薇姫に愛を
○あたしの本心は

○愛と理想の世界

あたしは1人では生きていけない。

だから、誰かに支えてもらうんだ。

支えてもらわなきゃ立てなくて。愛されないと壊れてしまって。

分からない。

あたしはワンピースを着たまま、どん底に落ちていく。

やめて、落ちていかないで。

やっと、普通でいられたのに。

『普通?そんなわけないだろ。きっとおまえはいつになっても俺を忘れられないん

だよ。』

違う、あたしは忘れるの。

琉のことなんて、忘れて。新しい恋をするの。

愛してもらって、幸せだと思える恋を。

『そんなのがお前の望んでいたことなのか?』

やめて、あたしの本心をつかないで。

だって、こんな壊れたあたしを誰も愛してなんてくれないじゃない。

いつか、愛は冷めてくもの。

不倫や浮気が絶えずおこるのは、そのせいだろう。

愛してほしいの。一瞬だけでも。今だけでも。あたしのそばにいてよ、
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