いつもと変わらない夏の始まりだった……

 同じ海を見つめ、隣にいるのが当たり前だと思っていた……


 波の音……
 頬に当たる風……

 同じ時を過ごすだけで幸せだった事に気付いた……



 波に乗る、あの瞬間を「綺麗……」と、感じた時から……

あらすじ

海辺に建つ小さな喫茶店。ダイビングショップも併設される店を、母が亡くなり父と二人で営んでいる奏海。その店を数年前から、当たり前のように手伝っている海里。
 今年の夏のはじまりは、いつもと違っていた。奏海の知らない、海里の姿と亡くなった母梨夏の想いが、明らかになっていく。
 波に乗る姿をテラスから見つめる、少し切ない恋がほっとやさしく包まれるまでのお話。

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