ヒナ…ヒナコ……

……だ、誰……?……パパ…?ママ…?
!!パパ!!ママ!!会いたかった!!
や!パパ!ママ!行かないで…
ヒナを一人にしない…でぇーー
ヒナも…ヒナも…一緒に行く!!連れて行ってよぉぉーー

日菜子 「…ッ!!はぁはぁ…ハァ……」

息苦しさで目覚める、頬から涙が溢れてることにすぐ気づき手の甲で涙を拭く

ーーー
パパとママに会えた気がしたのに…
…夢だったんだ……、やっと、会えたのに…今度こそは、パパとママと一緒に居られる。…ってそう想ったのに、、一緒にいたかった…なぁ…

ーーー

日菜子 「はぁー…。」
大きなため息をつく。

コンコン (ノックの音)

夏芽 「お早う御座います、日菜子お嬢様
朝食のお時間ですので…扉をお開けしてよろしいですか?」

日菜子 「はい、…。」

夏芽 「失礼致します、お体を少し起こし致しますね?」

コクりと頷く日菜子。体温計を渡され熱を計る日菜子。

夏芽 「昨晩は、よく眠れましたか?」

少し間があき、すぐ頷く日菜子。
ピッピピヒ…
体温計を夏芽に渡す。

夏芽 「有り難う御座います、37.5度ですね、、痛いところや苦しいとかはありませんか?」

日菜子 「…ない…です。」

ーーー
うそ…本当は、、目が覚めた時から体が重くて少し怠い… でもそんなの言えない、言ったら…一日中ベッドの上で過ごす事になるかもしれないもん…、また皆に迷惑が掛かっちゃう、、そんなのヤダ!… 今は一人でいたくない……
ーーー

夏芽 「そうですか、では朝食はどう致しますか?」

日菜子「みんなと一緒に…食べたい、です。」

ーーー
でも、あんまり食欲ないけど…いらないって言ったらナツ兄ちゃんが何か変って気づいてしまうかもしれない…。
ーーー

夏芽 「では、着替えを済ませて、参りましょうか?」

ナツ兄ちゃんに着替えを手伝ってもらい、車椅子に乗せて貰ってみんなの居るダイニングへ入る