哀を抱えて愛されたい
2.高校入学
高校に入学したばかりの葵は、正直焦っていた。
小中と出入りがないマンモス校で育った葵は、別の学校の生徒と交わることを知らず、友達の作り方などとっくに忘れていた。
(知らない人ばっかり、、、。中学まではみんな顔見知りだったし仲良かったのに、、。怖い、、。)
午後まで授業がありお弁当が始まる日までは入学してから3日くらい設けられてたから、それまでにどうしても友達を作らなければならなかった。
(席が近い子にとりあえず声かければ、お弁当食べてくれるはず、、!!、)

「あの!!一緒に移動してもいいかな?」
葵は席が近いけれど名前も知らない二人組に話しかけた。
< 5 / 5 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop