テレビの感想文
そこで、どこかにその発言がないか検索してみたところ、
兼近さんがインタビューを受けた記事が出てきた。

「DAILY MORE」より。


<兼近さんが書きたかったのもそんな線引きされた世界について。

兼近「僕がイメージしたのは“階層”なんです。自分が生きている世界が3階だとしたら、その上には何十も何百もの階があって、見下ろす人もいれば見上げる人もいる。

上から“元気?”と手を振ってもそこには確実に段差があって、誰かがハシゴをかけない限り別の階に行くことはできない。僕たちはいくつもの階層で隔たれた巨大なビルの中で生きている、それは子供の頃からずっと感じていたこと。そう感じたのはきっと、僕自身が裕福じゃない家庭で育ったのも大きいんだと思う。>
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