テレビの感想文

まず、夜のドラマに復活したかのような、あの頃の「昼ドラ」感。

ドラマのタイトルが出たとき、ドレスアップした登場人物の前には赤い花びらが散って、登場人物の後ろには、特撮か？！　と思うような赤い爆風が立ち昇った。（笑）

登場人物の中で、特にすごかったのは、
なんと言っても、佐都の義姉に当たる美保子を演じた、松本若菜さんでしょう。

ぎょろっとした眼でにっこり笑顔をつくったかと思えば、周囲に人がいなくなったとたん、佐都に本性を出しまくる。

感情的にしゃべりながら、表情ころころ変わる様は、もはや顔芸の領域。（笑）

サウナでの「タケノコタケノコニョッキッキ」という懐かしい言葉を使っての佐都への罵声、さらに、デキャンタに入っていた透明なお酒？を頭から佐都に浴びせかけ、サウナに閉じ込めた。

佐都が落としたスマホに出て、佐都の母親が倒れたと代わりに聞いても、サウナのドア越しに佐都をバカにしきった顔を見せ、その事実を佐都に教えない非道っぷり。