「あの日、ご主人のお姉さんという方がいらして、その後、奥様の姿が見えなくなったんです。」
「え、僕には姉はいませんよ。」
「やっぱり、本当に申し訳ありません。奥様にちゃんと確認してから病室に通すべきでした。その時奥様が眠ってらっしゃったから、だから、その女性に少し待ってもらうように言ったんです。でもその方が、ご主人から頼まれて来たから、だから、病室で待ちますって言われて、それを信じてしまったんです。」
「・・・・・」
「少しして点滴を交換に言った看護師が、奥様とその女性が言い合うのを聞いたんです。看護婦が病室に入ると、その女性は帰られたんですけど、その直ぐ後に奥様の姿が見えなくなって、皆で捜している時に、警備から、病院の前の道で奥様が車にはねられたって連絡があって、それでご主人にお電話したんです。」

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