冴えないアラサー女が何故かイケメン男子に好かれた話

【人物紹介】

☆秋月莉緒菜(あきづきりおな)31歳
彼女を一言で言うなら「女を捨てたオンナ」である。(歴代編集者談)
日用品はネットスーパーと通販で揃えてしまうので、基本家から出ない。
たまに、気分転換でヒトカラに行くくらい。
スエット上下にすっぴんで引っ詰め髪がデフォで、それで外出してしまうくらい。
メガネ女子でもあるので、男にモテるはずもなく。
好きな小説を書いて細々と生活し。
独身引きこもりライフを謳歌している。
☆渡辺京介(わたなべきょうすけ)23歳
彼を一言で言うなら「天に二物も三物も与えられた男」である。(男女共に同僚談)
容姿端麗でスポーツ万能で日本有数の難関大学を首席で卒業する天才。
編集者になったのは、本が好きで作家の仕事を見たいって単純な理由だったりする。
言わずもがなモテモテであるが、本人はそれに気づいていなかったりする。
☆東海林明恵(とうかいりんあきえ)31歳
彼女を一言で言うなら「莉緒菜使い」である。
莉緒菜の幼馴染にして、前担当編集者。
莉緒菜とは性格が真逆でリア充女子であり、ファッションにも気を使う。
唯一、莉緒菜をヒトカラかコミケ以外で外出させられる人物。
読者モデルをしていた時期もあるが、編集者に興味を持ち編集部に入社。
そのときに「莉緒菜使い」を面接で公言し入社した強者。