怨返し─赦されない私の罪─


「俺も...俺もわかんないんすよ....第一発見者だってのに...あれが本当に人の手で出来るもんなのか..警察は殺人で捜査をすると言ってたけど、警察の人もこんな死に方初めて見るって....」


「...清都。」


ここで京吾が初めて発言した。無表情で冷徹さを感じるような目を清都に向けた。清都はその冷たい目に身震いし、滝のように流れていた涙がピタリと止まった。


「教えろ。一体どういう事なのか。お前が発見するまでの経緯を全部だ。」


清都は言われるがままに話し始めた。自分の生きていた中で最も嫌悪し、思い出したくない記憶を。
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