嫌いの反対
story 2

星龍




「嫌だから無理だって」

「ハァ!?なんだよそれ俺が無理」





今私たちがいるのは駐輪場。

目の前には1台のバイクが止まっているわけで。



「後ろ乗れっての!!!!」

「いーやーだぁ!!!!!!!!」

「このクソガキ!!!!」

「それは波留多も一緒でしょうがっ!!!!」





私たちは言い合いをしている。




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