王様生徒会長と最弱ヒーロー
今こそ決戦の時だ

文化祭も終わり、私たちの
学園生活は元通りに戻っていた。

青柳くんは用事があると言って
先に帰ってしまったため
私は1人で校門を出た。

叶斗「サク!」

私の名を呼ぶ声が聞こえ
振り返ると輝龍くんがいた。
その隣には美乃ちゃんと
女の子が1人立っていた。

叶斗「美乃がお礼言いたいってさ。」

美乃「サクちゃん。本当にありがとう!
サクちゃんのおかげで私、変われた。
友達も出来た。...これからは
サクちゃんみたいな
心の綺麗な女の人になる。」

葉瑠「うん、そっか。
美乃ちゃんがそう言ってくれて
良かった。」
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