王様生徒会長と最弱ヒーロー
君はいい子だ

学校へ行くと、当然のごとく
皆が私に教科書を投げ付けてきた。

生徒「賤民は帰れよ!」

承「櫻田さん!逃げよう!」

でも、ほんの少しだけ
辛くないと思えるのは
一緒に戦ってくれる大倉くんが
いてくれるおかげだ。

承「それで、どうするの?
これから先。」

葉瑠「まずは右腕を奪うんだ。」

承「右腕?」

葉瑠「夏目くんに仲間になってもらおう。」

承「具体的には?どうするの?」

葉瑠「それはまだ分からない。
でも、やるしかない!
私たちに失う物は何も無い。
どうせ、辞めさせられちゃうんだから。
そんなの時間の問題だから。
やるしかないんだ!
考えよう。私たちに出来る事。」
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