王様生徒会長と最弱ヒーロー
あなた達は王様だ

太陽の光で目が覚めた。
なんて、気持ちの良い朝なんだろう。
小鳥のさえずりが歌声のように聞こえる。

何年ぶりだろうか。
早く学校に行きたい!と思えたのは。

偉琉「おい!葉瑠!」

え?何で王様の声が聞こえるの?

偉琉「おい!無視してんじゃねぇよ!
窓開けろ!」

言われた通り、窓を開けると
私の家の前には王様がいた。

何で?王様が?

偉琉「さっさと出てこい!
学校行くぞ!!」

いや、確かに昨日、王様は
付き合ってやるとは
言ってたけどさ、どうせ
嘘だろうと思ってた。
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