最低彼氏 短編
「里沙~。おはようさん!」

私が、ぼーっとしていると、親友の、七瀬 雪(ユキ)ちゃんが、挨拶をしてきた。

『雪ちゃん、おはよ~!』

「ねぇ、そろそろ別れたら?」

雪ちゃんは、私の事を大切に思ってくれている。

私が、泣いた時もずっと傍に居てくれて、相談にものって、くれた。

『そうだね…………そろそろ耐えられないや…明日にでも、別れるよ!』

もう…限界……私とだって、キスしたことも、手を繋いでくれたこともない…

称から、告白してくれたのに……

ダメだ、思い出したら、涙出てきちゃった…

そんな私に気づいたのか、雪ちゃんが、

「屋上いこ?」

と、手を引っ張って行ってくれた。

屋上につくと、涙が溢れで出てきた。

それから、約一時間。

「落ち着いた?」

『うん!雪ちゃんありがと!』

私は、雪ちゃんに向かって笑顔をみせた。

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