死に損ないの親王殿下の前に現れたのは、偽物の花嫁!?


『あ、私、身代わりにさせられました』


***


夏家の令嬢の代わりに嫁いできた、底抜けに明るく前向き、身軽な少女。

夏瑶蘭(カ ヨウラン)



無欲な死に損ないの親王殿下

淑流雲(シュク リュウウン)


***


暗国に現れた、革命軍。
処刑騒ぎの続く中、生き延びた不死身な皇子。


『死んでもよかったんだけどなぁ……』


そんな皇子の前に現れたのは、


『そんなに頭を使ってばっかりいたら、禿げますよ。ほら、抜毛防止用のお人形!』


『……禿げる予定は無いんだけど』


『やだなー、私には聞こえます。貴方の毛根が『やめてー!』って叫んでます。ほらほら、和んでくださいー』


ニコニコ笑ってばっかりな、脳天気な偽物の花嫁。


あまりにも明るく笑うから、気づかなかった。


『殿下、私ね、死にたいんです』


底抜けに明るく前向き(でいようとする)彼女と、


無欲、病弱な(振りをして嘘つく)親王殿下。


『後悔する覚悟があるのなら、この手を取れ』



【夏王妃愛譚―無欲な親王と、偽物の花嫁―】


……はてさて、このふたりの行く末は!?


***


【李寵妃恋譚】もよろしくお願いします!


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