麻布十番の三叉路に夜な夜な現れる古民家には

ちょっと変わった妖が住んでいた

ぼた餅とこんぶ茶を合わせてみたり

おでんをかっ込んでみたり

人の世を生きながら

彷徨える霊の恨みをきれいさっぱり取り祓う。

そんなことを楽しんでいた。

そのかわりに

「死に樣を話してくれ。それを肴に話に花を咲かせたい」


三人の個性的な妖が相手にするものは

無残に殺された人の霊だった




あらすじ

麻布十番の三叉路に、夜な夜な現れる古民家がある。
彼らは江戸より前からこの世に住み、人に紛れて毎日を楽しんでいた。

しかし、そんな彼らも長くこの世に居過ぎたせいか、
少々人の世にも飽きてきた。

そんなときに見つけた新しい楽しみ、

【人】ではなく、【霊】を相手にすることだった。

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ホラー  幽霊  あやかし    キャラ文  妖怪  地縛霊  怨霊