久しぶりの友里との再会。

腹立たしい思いと同時に、美しいままの友里を見て、高揚している俺がいる。

俺たちが付き合っていたころより、落ち着きがあって、洗練された大人の女性になっていた。

頭からシャワーを浴びて、その高ぶった気持ちを冷まそうとするのに……全然収まらない。

 悔しいけれど、友里は俺のタイプなんだよな。高校の中に百何十人と女子がいるのに心を奪われたのは友里だけだった。

クラスも違う、口もきいたことのない彼女に一目惚れし、ずっと目で追いかけていた。

 友里と別れたあとも、出会いは数えきれないほどあったけど……ここまで胸を熱くするような人は現れず、彼女を越える人はいなかった。

 それなのに、再会して、ものの数分しか話していないのに、友里の顔や仕草が脳に焼き付いて離れない。

 何度も何度も繰り返し思い出してしまう俺が憎い。そう思わされている時点で、俺は友里に敵わないのだ。