眠り姫

禁じられた恋


「次何処に行くの?」

蓮「俺の部屋」

えっ、蓮の部屋?緊張する、というかドキドキする。病気のせいかな?

「ふーん」

すると、ドアの前で蓮が止まった。

そのままドアを開けると、

中は白と黒のモノトーンの部屋。

蓮らしいな。

蓮「綾、お前に言いたいことが合ってな」

言いたいこと?何だろう?

「うん、何?」

蓮「俺・・初めて合った時から綾に一目惚れで、付き合ってくれ」

一目惚れ?えっ?聞き間違いだよね?

「あの、もう一回言ってもらえる?」

蓮「こんな恥ずかしいこと二度と言わねぇからな、よーく聞いとけ、好きだ、付き合ってくれ」

えっ、空耳じゃないの?蓮が私を好き?

「えっと」

なんか、すごく私もドキドキしてる。

もしかして、私も

蓮のことが、、、

好き?

蓮「できれば今返事が欲しい」

私の返事は。

「私も蓮のことが好きです、付き合ってください!」

蓮「えっ、良いの?」

「自分で聞いといて何?」

蓮「いや、こんな俺で良いのかと……」

「蓮が良いの」

蓮「まじかよ。もう一回言って」

「言うわけないでしょ」

蓮「俺言ったのに」

「好き」

蓮「//////っ」

「コンコン」

龍「綾!」

紫苑「綾ちゃん!」

二人が慌てて入ってくる

私と蓮は一旦距離を置く。

律「やっとですか」

紫苑「何が?」

律「蓮と綾ちゃんの空間を見て何も思いませんか?」

龍「もしかして!」

律「それですね」

紫苑「蓮と綾ちゃん付き合ったの!?」

蓮「そうだよ、何か文句あるか?」

紫苑「いえ、何もありません」

紫苑がそう答えると蓮は私を引っ張って

胸元に押し込めた。

「ちょっと、蓮!」

恥ずかしいよこんなことされたら

律「独占欲丸出しだな」

龍「本当だよ」

蓮「煩い、黙れ!」
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