届かない想い・愛される喜び
え🐾🐾日本へ

1️⃣到着


日本の空港に降り立つ

久しぶりの日本だ。
ダンは、イーサンへ
日本へ着いたと連絡をしていた。

すると、携帯を渡されて
「イーサン?」
「カレン、無事に着いたんだな?」
「うん、飛行機だからね。」
「わかっていると思うが
ダンから離れるんじゃないぞ。
仕事以外で、男性と話したり
笑う必要もないから。」
「もぅ、イーサン。
何言ってるの?
お仕事なんだよ。
副社長でしょ。仕事が大事でしょ。」
「違う!!カレンが一番大事。」
と、言われて
真っ赤になる私を
ダンが笑いながら見ていたから
「なっ、イーサン。
ダン笑ってるよ。」
「一緒に、行けなかったんだから
心配なんだよ。ダンなんかほっとけ。」
「大丈夫だよ。ダンからも
みんなからも離れないから。
ねぇ、ダン。」
と、言うと
「わっ、まて、まて、
ダンでも、むやみに近づくな。
わかったな?!カレン。
ダン、むやみにカレンに触ったら
わかっているだろうな?!。」
「もぅ、何言ってるんだか。
私には、イーサンだけだよ。
イーサンにしか好きになって
貰えない女なんだから
心配しないで。」
「ちと、間違っているが。
まぁ良い。カレンは、俺のだ。」
「ありがとう。」
と、笑いながら
回りを見回すと
一人の男性に目が止まった。
「・・・海‥‥音‥‥くん‥?」
携帯を落としてしまい
イーサンが、私の言葉を拾い
騒いでいたようだが
ダンが携帯を拾って対応していた。
「花恋っ、イーサンがシンパ・・・
     かれん?」
私の指先がふるえているのを見て
ダンが、焦っていた。

何度も、名前を呼ばれていたらしいが・・・
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