届かない想い・愛される喜び

5️⃣仕事


打ち合わせ場所に到着するときには
やっとふるえは治まっていた。

打ち合わせは、無事に終わり
ホテルに入った。

打ち合わせは、ダンが殆ど
やってくれた。
メイクは、イギリスから
同行しているスタッフが
把握できているから
問題なかった。

ホテルに入り
やっと落ち着くと
テレビ電話が・・
「カレン?」
「・・イーサン?」
イーサンが、私を呼ぶ優しい声に
涙が溢れてきた
「カレンっ、カレン!! 大丈夫か?」
心配して、何度も私の名前を呼ぶ
イーサンに
「うん。イーサン‥‥愛してる‥‥」
「はかっ。
そばにいれないときに言うなよ。
 抱きしめてやれないだろう。」
「‥‥うふっ、だって、言いたかったの。」
「ああ、俺も、カレンが大好きで
愛してる。だから、早く帰ってこい。」
「うん、早く帰るね。」
それからは、イーサンが行った仕事先の
話をしてくれた・・面白、可笑しく。
色々話してから、電話を切った。

日本での仕事は、二、三日で
終わる予定だ。
< 17 / 48 >

この作品をシェア

pagetop